SONY C-48 SONYが1980年代に発表した可変指向性マイクの傑作です。 1960年代のSONYの真空管マイク、SONY C-57やSONY C-107の佇まいを継承しながら、内部は全く異なるコンセプトで設計されています。 SONY C-48にはNeumann (ノイマン)U87の影響を大きく受けたマイクカプセルが採用され、単一指向性、無指向性、双指向性の切り替えを可能にしています。 U87のマイクカプセルはセンターターミネイト(中央端子)のデュアルダイヤフラム(両面振動板)で構成されているのですが、SONY C-48はU87同様、不適切な使用によるマイクカプセルのダメージによって湿気で音切れやノイズが発生することが非常に多いマイクです。 そのため、豊富な知識と確かな技術を持った専門店で購入することをお勧めします。
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SONY F-660 1970年代のSONYの最も高価な業務用(PRO USE仕様)ダイナミックマイク、F-660です。 当時の歌謡番組でよく使用されたマイクでした。 特徴的な3角形のグリルを持つこのシリーズのマイクは3種類あるのですが、当時のカタログによると、F-460が11,000円、F-560が18,000円、F-660が50,000円とまさにプロ仕様の非常に高価なマイクでした。 SONY C-74やC-76にも見られる、マイクケーブルが外れないようキャノンコネクタを固定する機構が備わっています。 このマイクの仕様上、コネクタケーブルはITTキャノンタイプの昔からある標準的なものを御使用ください。 ノイトリック製など一部のコネクタはロック機構に適合しない場合があります。