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AKG D1000E AKG D1200E AKG D2000Eのスイッチについての考察
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AKG D1000E ゴールドバージョンもあります。 AKG D1200E AKG D2000E 今回はこの3本のマイクのスイッチについて詳しく見ていきましょう。 AKG D1000EとD1200Eはグリルが網か焼結ボールかの違いだけなので、実際には D1000E & D1200E VS D2000E という構図になります。 それぞれのマイクのスイッチ部分の写真を拡大してみましょう。 AKG D1000E ↑BMSの表記あり AKG D1200E ↑BMSの表記あり AKG D2000E ↑BM〇の表記あり AKG D2000EだけBM〇になっています。 〇って、丸?ゼロ?アルファベットの「O(オー)」? さあ、何でしょうか。 説明書を読み解くとそれぞれのポジションは下記のようになります。 B・・・Bass (ローカット無し) M・・・Medium (ローカット弱) S・・・Sharp (ローカット強) 〇・・・Off (オフ) こう見ると「〇」はアルファベットの「O(オー)」なのかもしれません。 お時間のある方は是非、説明書を御覧ください。 AKG D1200 AKG D2000
Electro Voice RE20のウレタン交換はとにかく大変というお話
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エレクトロボイスRE20は時間が経つとマイク内部でカプセルを支えているウレタンフィルターがボロボロになり、カプセルが中でゴトゴト動くようになります。 こうなるとウレタンを交換するしかありません。 しかし、RE20のウレタン交換はなかなかやっかいです。 なぜなら、ウレタンを交換しようとすると完全に分解しないといけないからです。 どうしてこんな構造にしたのか理解に苦しみます。 分解するのも一苦労です。 グリルを固定している六角ネジが固着して外せなかったりすると大変です。 グリルが外せたとしても絶対に無理やりカプセルを引き抜いたりしないで下さい。 断線してしまいます。 よく「ウレタンを交換しました。」として販売されているRE20はボディの隙間から粉になったウレタンのカスを掻き出して新しいウレタンを詰め込んでいるだけです。 実は、RE20のカプセルを包むウレタンはコップ型になっており、掻き出すだけでは底面のウレタンカスが除去できずそのまま残ってしまいます。 面倒ですが分解して交換するのが最善です。 ウレタン交換すると下の写真のようになります。 円筒形に見えますが、底があるコップ型のウレタンです。 写真では分かりませんが、底部のウレタンの厚みは10ミリ程あります。 2か所の音波孔のウレタンも交換します。 ボディとグリルは水洗いしてウレタンカスを完全に除去します。 折角なのでダイヤフラムカバーを外してダイヤフラムを清掃しておきましょう。 メッシュの隙間から入り込んだウレタンカスを除去します。 このとき、ワイヤーを引っ掛けて断線させたり、ダイヤフラムを傷付けることがないように細心の注意を払う必要があります。 RE20のボイスコイルの引き出し線はコイル部の終端からダイヤフラム外に出ているという構造であることに留意しておきましょう。 完成