Neumann M147

Neumann M147は単一指向性の真空管コンデンサーマイクです。自己ノイズが低く、クリアなサウンドが魅力です。U47とM49モデルから継承されたK47/49デュアルダイアフラム・カプセルを採用し、フラットな周波数特性によりナチュラルなサウンドを実現しています。

M 147は、カーディオイド特性を持つ真空管コンデンサマイクロフォンです。U 47、M 49から受け継いだK 47/49デュアルダイアフラムカプセルの後に、インピーダンスコンバータ機能を持つチューブが続きます。その次のステージが、極めて低いセルフノイズレベルを実現したトランスレス出力回路です。これらの革新的な組み合わせが、同種のM 149 Tubeが、1997年のTEC Awardを受賞する決め手となりました。カプセルは、U 47に使用されたものと同等で、中音域の高い方にフラットな周波数特性を持ち、2kHz以上で3dBまでの増強があります。特殊なカプセルデザインの為、より高い周波数域では更に指向性が強くなります。これは、U 47と後継のU 47 fetの特性によく似ています。他のマイクと比較して、M 147 Tubeで使用されるインピーダンスコンバータは、たった12dB(A)/24dB(CCIR)という極めて低いセルフノイズレベルを特徴にします。また、M 149 Tube同様に厳選された真空管(三極管)と現代的な回路構成を組み合わせています。この技術は、チューブの並外れた伝達特性を最大限に生かし、音色を変化させる事なく出力に伝送します。

実はこのマイク、ヘッドグリルを外して基板に注目するとローカットとPADのスイッチが付いています。説明書にも記載されていないので知らない方が多いのではないでしょうか。そして、単一指向性なのにカプセルは両面タイプのK47!片面が汚れたらもう一方に切り替えて使ってねと。しかし、中央端子からワイヤーが出ていないのでワイヤーを付け替える必要があるという。自分でワイヤーの交換作業をするとドライバーでダイヤフラムに穴を開けそうで怖いですね。迷ったときはマイク博物館友の会のM147ワイヤー交換サービスをお申し込み下さい。もちろん、他にも基板に直付けされたサブミニチュア真空管の交換も可能です。

ところで、M147の純正ショックマウントはEA1というものです。このショックマウント、交換用のゴムリングが独特です。U87Aiなどに使用するEA87は適当なゴム紐を輪っかにすれば見た目は良くないですがそのまま転用可能です。しかし、EA1はゴム紐の留金具を外側のリングの穴が開いているツノに差し込んで使用します。そのため、自作する場合は厚み0.5㎜、直径3㎜(カシメ後最終直径)、長さ4㎜のリング状の金具部分まで作る必要があります。同じサイズの金具の入手は難しいので、銅パイプから止め金具となる部品を切り出してゴムを通してカシメましょう。と、ここまでDIY前提のお話でしたが、2,000円くらいで純正の交換ゴムパーツが販売されているので、純正品を購入する方がだいぶ楽だと思います。









↑Neumann EA1 ツノにゴムの留金具を差し込んで使用します。








このブログの人気の投稿

【偽物】Shure SM58

【偽物】Shure SM58SE

Electro Voice RE20のウレタン交換はとにかく大変というお話